まず最も驚きなのが、8月5日にモーリス・ド・ゲスト賞 Prix Maurice de Gheestを勝ったばかりの、ムーンライトクラウドMoonlight Cloudが出走予定馬に名を連ねていること。5馬身差の圧勝で、余裕があったといえど、さすがに連闘は厳しいか。回避が濃厚ではないかと思います。
現実的なところでは、ロートシルト賞 Prix Rotschild組のイリューシヴケイトElusive Kate(1着)、ゴールデンライラックGolden Lilac(2着)、昨年の覇者イモータルヴァースImmortal Verse(5着)。
他には昨年のムーラン・ド・ロンシャン賞Prix de Moulin de Longchampの勝ち馬で、前走クィーン・アンSでは怪物フランケルの2着だったエクセレブレーションExcelebration。
これまでフランケルとは2着4回3着1回と、何度も勝ちを阻まれているだけに、フランケルのいないレースでは勝っておきたいところ。
今年の愛2000ギニーの勝ち馬でGI2勝のパワーPower、そのパワーに前走セントジェームスパレスSで圧勝し、GI初勝利をあげたモーストインプルーヴドMost Improved、前走コロネーションSを快勝したファーレンフォーユーFallen For Youなどの3歳馬にも注目。
国別に見ると、フランス勢では、出走が微妙なムーンライトクラウドを除けば、ゴールデンライラック、イモータルヴァース、ティンホースTin Horse(11年プーラン・デッセ・プーラン勝ち)が有力どころか。エクセレブレーション、イリューシヴケイトなど強力な英国勢を迎え撃てるか?
2011年ジャック・ル・マロワ賞(勝ち馬イモータルヴァース)
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