26日のメインレース、GIIドーヴィル大賞(3歳以上芝2500m)。過去の勝ち馬にはリアルシャダイ(吉田善哉氏所有)、ホワイトマズル(伊ダービー)、スウェイン(英クラシック2冠、キングジョージ2連覇)など名だたる名馬が名を連ねている。昨年は2011年カルティエ賞最優秀古馬を獲得したシリュスデゼーグルが優勝。今年はどの馬が歴史に名を刻むのか。2500mという距離の対応がポイントになってくる。
今後の飛躍への期待も込めて、3歳馬を中心に見て行こう。実績からみて一番手はトップトリップTop Trip。GI仏ダービー、GIパリ大賞いずれも5着と、同世代では上位。これに続くのがマスターストロークMasterstroke。これまで5戦3勝2着2回と安定した成績で、GIIオカール賞ではトップトリップから1/2馬身差の2着と力差はない。同じくゴドルフィン所有、A・ファーブル厩舎のテネンバウムTenenbaumは初出走こそ2着に敗れたものの、3連勝でオープン入り。今回が初重賞挑戦だが、ゴドルフィン+ファーブル厩舎の主戦騎手M・ギュイヨンはテネンバウムに騎乗することを考えれば、十分勝機もある。
3歳勢に立ちはだかる古馬勢ではユズュエロUsueloが好調。前々走GIIIバルブヴィル賞で初重賞制覇、前走GIIヴィコンテス・ヴィジエ賞では2着と4歳馬になって充実してきている。前2走はいずれも3100mと長丁場のレースを得意としており、スタミナ勝負にもちこみたい。
前々走2着、前走3着といずれもユズュエロに先着を許している、プレーリースターPrairie Starだが、2500前後の方が好成績を残しており、距離短縮は好条件。十分馬券圏内。
不気味なのはゲートウッドGatewood。4歳馬ながら未だキャリアは浅く、7戦4勝。3歳時は3戦したのみ。4歳になって条件戦、準オープンを3連勝した後、初重賞挑戦となる前走GIIIグロリアスSで3着。まだ底を見せておらず、侮りがたい。
馬名 斤量 騎手
1 アライドパワーズAllied Powers 58.5kg J・スペンサー
2 ドンボスコDon Bosco 58.5kg O・ペリエ
3 ゲートウッドGatewood 58.5kg W・ビュイック
4 ユズュエロUsuelo 58.5kg A・ハムラン
5 プレーリースターPrairie Star 58.5kg C・スミヨン
6 オーケーコラルOk Coral 58.5kg N・ペレ
7 ミスラーゴMiss Lago 57kg G・ブノワ
8 モリーマローンMolly Malone 57kg U・リスポリ
9 トップトリップTop Trip 55kg T・ヒュエ
10 マスターストロークMasterstroke 53.5kg M・バルザローナ
11 テネンバウムTenenbaum 53.5kg M・ギュイヨン
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