6月17日にアスコット競馬場で行なわれたGIプリンスオブウェールズS(4歳上芝10f)は、2番人気フリーイーグルが勝利。初のGIタイトルを獲得しました。2番手追走から直線早めに先頭に立ち、そのまま押し切る横綱相撲。前走チャンピオンS(3着)から9ヶ月ぶりのレースでしたが、久々を感じさせることなく、強さを見せつけてくれました。
2着は昨年の仏ダービー馬ザグレイギャッツビー。終始フリーイーグルを眺める好位置でレースを進めるも、直線でなかなか前が開かず、ようやく追い出してフリーイーグルに詰め寄ったところがゴール。惜しくもGI3勝目はなりませんでした。
日本から参戦が注目されたスピルバーグ(藤澤厩舎)でしたが、惜しくも6着。道中7番手の外目を追走し、直線を向いて伸びてはいるものの、上位との差はなかなか埋まらず、そのまま入線。いい感じでレースを進めていただけに、最後弾けなかったのが、残念でした。
仏馬エクトは大きくはなされた最下位。また今後に期待しましょう。
レース映像は↓
フリーイーグル(黒い勝負服に赤帽)
ザグレイギャッツビー(緑の勝負服・芦毛)
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6月16日から始まったアスコット競馬場でのロイヤル・ミーティング。
そのオープニングとなるレース、クィーン・アンSでソロウ(5歳セ)が勝利し、ドバイ・ターフ、イスパーン賞に続いてGI3連勝を達成しました。
香港のマイルチャンピオン、エイブルフレンドの英国遠征と、迎え撃つ欧州勢との対決が注目されましたが、やはり圧倒的1番人気は、波に乗るソロウ(1.7倍)。エイブルフレンドは2番人気(3.6倍)に推されるも6着と振るわず。2着は1馬身差でこれも仏馬A・ファーブル調教師のエゾテリック。3着がオブライエン調教師のクーガー・マウンテン(首差)が入線。
ソロウ
ソロウに騎乗したM・ギュイヨンは「これまで乗った中で一番の馬」と絶賛。管理するヘッド調教師も「道中ペースが遅かったから、心配したけど」と言いながらも、「彼こそナンバーワンだ」と喜びを爆発。
長く競争生活を続けてほしいとのことで、今後は様子を見てからになるが、サセックスSが有力とのこと。跳びが大きい走り方なので、ゆったりと走れる競馬場でのレースを選択するとのこと。今後どこまで連勝を伸ばしていくのでしょうか。
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今年で166回目を迎えるディアヌ賞は、デットーリ騎乗の6番人気スターオブセヴィルが勝利、父デュークオブマーマレードに初のGIタイトルをプレゼントしました。
6月5日に英オークスで9着に敗れてから、わずか9日で臨んだこのレース。タイトなスケジュールもものともせず、初GI制覇。デットーリは2007年ウエストウィンドで制してから9年ぶりの勝利。
2着には2戦2勝のフィジオクラット、3着にはリトルナイチンゲールが入線しました。
1番人気クィーンズジュエルは大外枠がたたったのか精彩を欠き、11着に大敗。
スターオブセヴィル
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ディアヌ賞の同日に行なわれるGIIIベルトラン・デュ・ブルイユ賞(4歳上・1600m)は、楽しみなメンバーが揃いました。
このレースかつてはシュマン・ド・フェール・デュ・ノール(北部鉄道)賞と呼ばれてましたが、2013年から現在の名称に変わりました。ベルトラン・デュ・ブルイユは競馬奨励組合や障害競走奨励組合の理事長を歴任し、2011年に85歳で亡くなりました。その業績を讃えるために、彼の名前がレースの名称につけられたのです。
まずはアヴニールセルタン。昨年の2冠馬ですが、凱旋門賞で初黒星を喫した後、今年最初のミュゲ賞でも7着と振るわず。「気の悪いところをみせたね。こんなふうにストレスを感じることはよくあることさ。今朝はよかったよ。距離はマイルから2000mまでがベストだろう。いいレースができれば、ドーヴィルのロートシルト賞に向かうよ」とJ.-C.・ルジェ調教師は語る。
サンドリンガム賞(GII芝1600m)で同コースを制しているフィントリーも有力。昨年10月のサンチャリオットS(GI芝1600m)ではわずかに及ばす3着。今年始動はニューマケットでのダリアS(GIII芝1800m)は5着とまだ本調子とはいかないものの、2走目で変わるか。
他にも昨年シーザムーンが制したドイツダービー5着のワイルドチーフ、前走リステッドを快勝したシーフロントなど、ディアヌ賞の後も眼が離せないレースが続く。
アヴニールセルタン
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もうあと数時間後に始まるGIディアヌ賞。金曜日に確定した枠順では、一番人気になりそうなクィーンズジュエルが、大外17番枠を引いたことが話題となりました。前走サンタラリ賞でも後方からゆったりレースを進めるタイプなので、それほど不安要素ではないかもしれませんが、むしろ多頭数で前を行く馬をうまく捌けるかが問題でしょう。
今年はプール・デッセ・プーリッシュ組は勝馬エルヴェジャは出走せず、フォンテーヌリス(4着)とサンタマラント(9着)のみ。フォンテーヌリスは吉田勝己氏所有で、なじみ深い勝負服をシャンティの芝で目にすると、嬉しい気持ちになります。ぜひいいレースをしてほしいですね。
現地の新聞などで話題になっているのは8番モホリシン。仔馬のころなかなか買い手がつかず、わずか1万ユーロ(約130万円)で、ある若い女性が引き取り、トゥルーズの厩舎に預けたられました。ポー競馬場でのデビュー戦で現オーナーのスタッフの眼に止まり、購入を即決、それからさらに連勝を伸ばし、3戦3勝でディアヌ賞に駒をすすめることなりました。彼女のシンデレラストーリーはまだ続くのでしょうか?
ディアヌ賞 枠順
馬名 騎手
- ステイザナイト J-B・イケム
- クラルミナ A・ルメートル
- デジレクラリー C・スミヨン
- サンタマラント P-C・ブドー
- フィジオクラット A・バデル
- リトルナイチンゲール U・リスポリ
- ムーニーヴァレー L・メンディザバル
- モホリシン G・ブノワ
- フォンテーヌリス T・ジャルネ
- アームブルー M・バルザローナ
- サウンドオブフリーダム F・ブランカ
- アブソリュートブラスト J・オージュ
- ナイトフラワー A・シュタルケ
- マラバール R・ヒューグ
- スターオブセヴィル L・デットーリ
- ビジネスロウ O・ペリエ
- クィーンズジュエル M・ギュイヨン
シャンティ競馬場
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