3歳6月の時点ですでに12戦(6勝)と使われ続けてきた疲れはもう抜け切った。重要なレースの前はほぼ常に調教を行ってきた、いわば彼のホームとも言えるリヨン・パリー競馬場で、9月4日、仏ダービー以来となる追い切りを行った。ジャン=ピエール・ゴーヴァン調教師いわく、調整始めはしなやかさにかけ、不安を覚えたが、先週あたりから調子が上向きになり、追い切りをすることに決めたとのこと。春の時点では調教パートナー、ルヴィニーと同着がほとんどだったが、この日の調教では悠々と先着してみせた。「リヨンに来ると、調子を取り戻そうとするみたいで、安心したよ」とゴーヴァン調教師は語る。
今後については明確なプランは決まっていないものの、復帰戦としては2400mのニエル賞が第一候補、まだ不安があれば2000mのプランス・ドランジュ賞へとのこと。馬の状態を見極めてからとはいうものの、やはり凱旋門賞を虎視眈々と狙っている様子。今年の凱旋門賞の古馬の壁は厚いが、ひとまず前哨戦で好成績を残し、3歳の代表格として凱旋門賞に名乗りを挙げてもらいたい一頭だ。
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