2012年9月11日火曜日

9月9日 ロンシャン3重賞

凱旋門賞まであと1ヶ月を切ったロンシャン競馬場で、9月9日(日)、3つの重賞が行われた。凱旋門賞ウィークに行われるGI、GIIのステップレースと位置づけられるだけに、注目しておきたい。

GIIIラ・ロシェット賞(2歳芝1400m)

出走6頭のうち唯一の牝ワットアネイムWhat a nameが一番人気に応えて快勝。調教師はM・デルザンジ、馬主はH. H. シェイク・モハメド。これで3戦2勝。次走はジャン=リュック・ラガルディエール賞(2歳牡牝芝1400m)が有力視されているが、マルセル・ブサック賞(2歳牝芝1600m)にも登録されているとのこと。

GIIIリュテス賞(3歳芝3000m)
長丁場の本レース。前走ドーヴィルでのリステッド・レース、ミシェル・ウイヴェ賞の上位5頭の再戦といった様相。結局前走ともに4.3倍で一番人気を分け合った3頭が、上位を占めた。勝ったのは前走5着に敗れたヴェレマVéréma。人気を落としていたが、見事雪辱を果たした。調教師はA・ロワイエ・デュプレ。馬主はアガカーン殿下。前走の1着オンリーアプレジャーOnly a pleasureは3着、前走2着のカンティカンCanticumが2着と順位が入れ替わった。上位馬は凱旋門賞ウィークのGIIショドネ賞で再び相見える公算が高い。
 ルメール騎手はこの日3重賞のうち2つを制し、どちらも牝馬での勝利となった。

GIIIパン賞(3歳以上芝1400m)
凱旋門賞と同日に行われるGIフォレ賞(10月7日芝1400m)に向けたステップレース。勝ったのは昨年の4着馬ブルーソアーヴBlue Soave。条件戦2連勝で臨んだこのレース。GIモーリス・ド・ゲスト賞で好走したアメリカンデヴィルAmerican Devil、ロックウッドLockwoodに人気が集まったが、伏兵ブルーソアーヴがまんまと逃げ切った。これで24戦7勝で、重賞初制覇。F・シャペ調教師の管理馬、馬主はK・ブリュトー嬢とC・ギュスターヴ夫人。


    
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