2012年7月15日日曜日

魅力的なゼンジ

魅力的なゼンジ


アンドレ・ファーブル厩舎の2歳馬が、さらに上のクラスでの未来を予感させる走りで、初オープンとなったローラン・ド・シャンビュール賞を制した。

 ゼンジ(父ハットトリック)の勝利に終わってみれば、このオープンは彼の目標というよりも、ステップレースであるかのようだった。実際に、アンドレ・ファーブル厩舎の牡馬は、2着馬サーパトリックムーア(父アストロノーマーロワイヤル)の差し返しや、追い出しの際に3着カムラン(父グリーンチューン)にぶつけられたにも関わらず、レースを制した。ピエール=シャルル・ブドーの辛抱強い騎乗もあって、ゼンジは2002年のクリテリウム・ド・メゾン=ラフィットの覇者で、同じくエリザベート・ファーブル所有の母ジンジベリーヌに名誉をもたらした。「ちょっと遠回りにはなったけど、いい進路を取らせたかったんだ。道中はリラックスしてて、直線ではトップスピードに乗せれたね」と勝利ジョッキーは語る。これでアンドレ・ファーブルは出走登録の選択肢が広がった訳だが、1200mに戻るモルニ賞(GI819日)が予定されている。
                             (Paris turfより一部抜粋)

パドックでのゼンジ
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