今週末(11月2、3日)のオートゥイユ競馬場は「障害48時間」48H de l'obstacleと名付けられ、注目のレースが目白押し。
そんなかさらに驚くニュースが飛び込んできました。
クリストフ・スミヨン騎手がグランプリ・ドートンヌGrand Prix d'Automne(GI5歳以上4800m)とカンバセレス賞Prix Cambacérès(GI3歳3600m)の2つのGIレースに騎乗することが発表されました。
スミヨンといえば、言わずと知れたフランスのリーディング・ジョッキー。オルフェーヴルで2年連続凱旋門賞2着になり、日本でもおなじみでしょう。今年もすでに200勝以上をあげ、今年のCravache d'or(年間リーディング・ジョッキーに与えられる『金の鞭』賞)確実の彼が、なぜ障害レースに?と疑問をもたれる方もいるかもしれません。
実はスミヨン、2010年にも障害レースに参戦し、2レース目でGI(オートゥイユ大ハードルGrande Course de Haies d'Auteuil)を制したこともあるんです。彼の父も障害の騎手だったことも、障害に挑戦した理由のひとつかもしれません。
日本ではグレード制導入後、平場と障害両方のGIを制したのは熊沢重文騎手と柴田大知騎手のみ。
凱旋門賞も終わり、すこし寂しくなってきただけに、ワクワクするニュースがあるとうれしいですね。
オートゥイユ大ハードルGrande Course de Haies d'Auteuil勝利後のスミヨン騎手
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