今年のロンシャンでの最後のGIロワイヤル=オーク賞。
もともとイギリスのセントレジャーをモデルに作られたレースで
3100mと長距離戦。日本の菊花賞にあたるレースですが、
1979年以降は3歳以上牡牝、1986年には騸馬にも解放されて、
クラシック・レースの意味合いは薄れてしまいました。
前走GIカドラン賞(4000m)出走組が中心のレースでしたが、
結局勝ったのは、カドラン賞2着で1番人気に押された
タック・ド・ボワストロンTac de Boistron(6歳セン)。
前走はアルタノAltanoに敗れましたが、見事雪辱を果たしました。
道中後方から直線で外に持ち出すと一気の末脚で先行馬を交わし、
5馬身差の圧勝。
去年は同レース4着でしたが、これで初GIを手に入れました。
アルタノは距離短縮がよくなかったのか、8着と惨敗。
2着には凱旋門賞9着のゴーイングサムウェア(4歳牡)、
3着にはGI初挑戦のミスユナイテッド(6歳牝)が入りました。
ゴーイングサムウェアはまだ4歳ですし、来年以降長距離戦線での
活躍が期待できそうですね。
ロワイヤル=オーク賞コース(ロンシャン)
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